DOAでは打撃・投げ・ホールドの3すくみが成り立っています。
しかし、攻めないと相手の体力を減らすことができません。これはDOAというより格闘ゲームの原則です。
この原則をDOAに当てはめてみます
①当てはまる部分
→打撃の派生が多くやリーチも長いため、全体的に打撃の攻めが苛烈
②当てはまらない部分
→ホールドシステムがあるため、守って闘うことも可能(バイマンなどが顕著)
まとめると打撃が3すくみの中で最も能動的な行動であり、最も格闘ゲームのルール上で有効な行動であるといえるでしょう。
そうなると重要なのは打撃技の発生速度です。
基本的にDOAにおいて最速打撃は
上段→9~11F
中段→11F~
で設定されています。これが何を意味するのか、実際の状況を例に説明します。
<状況>
ラウンド開始直後(かすみVSあやね)
かすみはPが9F上段、6Pが11F中段のいわゆる「最速型」です。対してあやねはPが10F、6Pが13Fの「準標準型」といえるでしょう。この2人が対戦した場合、お互いが同時に行動できるラウンド開始直後は、どのような駆け引きになっているでしょうか。
かすみP対あやねP
→かすみが1F速いので、あやねのPを潰す形でかすみのPがヒットします
かすみP対あやね6P
→あやねの6Pは13Fなので、上記と同様の結果になります
かすみ6P対あやねP
→1F差であやねが勝ちます
かすみ6P対あやね6P
→1F差でかすみが勝ちます
どうでしょうか。シンプルに上中段の最速打撃で勝負した場合、75%の確率でかすみの打撃がヒットするのです。
※実際はここに「上段を潜る」「距離をとる」「サイドステップ」「ホールド」などの行動があるため、読み合いはもう少し複雑になります。
つまり、
打撃が速いキャラは主導権をとりやすい
傾向にあることを知っておきましょう。
逆に相手より技の発生が劣る場合は、それを念頭に置いて闘う必要があります。
↓は上中段の最速打撃を分類しています。参考にどうぞ。
※基本的に最速上段はP、最速中段は6Pです。そうでないキャラは補足してあります
①最速型
上段が9F・中段が11F
②準最速型
上段が10F・中段が11F
※たまきは7Pが11F中段
③標準型上段が10F・中段が12F
※リグは8Kが12F中段に該当
④準標準型上段が10F・中段が13F
⑤変則標準型
上段が11F・中段が12F
3_Pが12F中段
⑥遅い部類上段が11F・中段が13F(またはそれより遅い)
⑦遅い部類の変則型
※エリオットは7Pが9F上段・6Pが14F中段、女天狗はP+Kが10F上段・6Pが15F中段