リグ講座


○概要
強い闘争本能を持つ、テコンドーの達人。若くして石油プラントの所長を務め、仕事仲間から"リグ"と呼ばれている。幼い頃よりプラントから出たことがなく、
自身の出生も本当の名前も知らない。(公式HPより)
DOA5から新登場したキャラクター。いそうでいなかったテコンドーファイター。CVが吹替でベテランの東地宏樹氏なのもあって、どことなく洋画の俳優にいそうな雰囲気。警官コスチュームが実に似合っている。


以下ネタバレのため反転



「見せてくれよ、霧幻天神流を。」
あまり本筋とは関係がないかと思いきや(クリスティがリグのことを知っているなど、伏線自体は存在する)、DOA5のストーリー終盤でハヤテの前に立ちはだかり、死闘(笑)を繰り広げる。また、エンディングとスタッフロールの後、
「心配すんなよ、親父。全て俺たちの計画通りさ……」
というリグとドノヴァンの予想外の会話が描かれており、ドノヴァンの息子である可能性が高い(血縁上でも親子かどうかは未確定)。明らかに次回作への仕込みである。



○特徴
打撃系インファイター。その中でも少々特殊な立ち位置。というのも打撃性能が隙の少なさや連携の多彩さに長けており、発生の速さやリーチは並。また、ホールドや投げの威力が低く、ホールドに至っては固有ホールドやEXホールドなどを一切もたない。つまり、防御面は最低ランクのキャラクターで、打撃を中心に攻め続ける必要がある。打撃は蹴りに特化していて、構え「クブリョ・ソギ」と特殊動作「ターンレッグカット」を駆使した隙の少ない連携が強み。残念な防御面の中で光明を見出そうとすると、比較的相手の迎撃が得意。中~遠距離をウロウロしているリグには注意が必要で、迂闊に飛び込んではいけない。

○ターンとソギについて

ターンレッグカット(以下ターン)
直前の技を放った後、クルリと回転するリグ固有の特殊動作。
流れるように動き、前の技の隙を消しつつ回転中に独自の技に派生できる。
主に以下の技から派生可能(技後に後入力で移行可能)
・PP4(上段P)…上段P。リグの中では発生は早め(10F)。リーチに難があるのと、潜りに弱いので主に近距離で使用。
・KK4(上段K)…上段K。リグの中では発生は早め(13F)。リーチはPより長いがやっぱり潜りに弱い。
・6KK4(中段K)…中段K。リーチ・発生・全体動作時間の短さなどバランスが良く主力となる技

ターン中の主な派生技
・KKK…回転しながらの蹴り。3連携なので派生前と併せれば5段連携に。
・2K…下段派生。崩しに使う。
・P…中段派生。下段の対の選択肢として。
・K(一段止め)…派生Pより硬直が少ない(旨みも少ないが)

ブリョ・ソギ(以下ソギ)
片足を上げるリグ固有の構え。技後の隙の少なさが特徴。
主に以下の技から派生可能(いずれもガードさせてリグ有利の状態でソギに移行可能)
・PPPK
・PPKK
・6P2KK
・4KK

ソギ中の主な派生技
・KK…発生が速く・硬直も少なくガードさせてリグ有利。上段であることに注意。発生も速いため相手の暴れを潰しやすい。
・4K…中段K。ソギは継続される。
・6K…中段K。ソギは解除。
・2K…下段K。2KK(下段→上段)は対処できない相手にはかなり強い
・P…拳を振りおろす中段P。発生は遅いがフェイタルスタン誘発。
・T…投げ。相手はダウンせず、距離も離れない。ダメージは低いが硬直差でリグ有利なので再びリグ側が攻めを継続できる。
・P+K…上げた足で地を踏み込み、正拳突きを放つ
・8K…中段浮かせ技。小ジャンプするので下段に強い


○その他の主要技
8K…判定の強いリグの最速中段。暴れの他にも、浮かせで使える便利技。8KKの派生もある。
6KK…前述してあるが、発生とリーチに優れ、ターンに移行可能。
66P…リグの中ではかなりのリーチを誇る。
236K…上段のジャンプキック。単発威力が高く、ガードさせてもリグ有利。
2H+K…下段。ノーマルヒットでもリグ有利。
H+K…動作の素早い追尾性能のある上段K。上段派生と下段派生がある。
7P…ソギPと同じ動作。一旦後ろに身体を引く&意外にリーチが長いことから中距離とかでも結構当たる。隙はでかいが。

○コンボ
主な浮かせ技は8Kや33Kなど

・KK4ターンKKK
・6KK4ターンKKK
・3PKK→66k…66Kはゲージ使用でブレイクブローに変更できる
・KK4ターンKK→PP2KK…最大コンボ。相手を高く浮かせた場合。


基本立ち回り

①とにかくターンに移行する
KKや6KKを相手に当てればヒット・ガード問わずターンに移行できる。これで疑似的な多段連携が可能なので相手のガードを崩しやすくなる。
ターン2Kはわりと見破られにくくガード崩しに要となる。
※技がガードされた→ターン→下段派生の場合、流れるような動作で気づきにくいが割と結構隙がある。知っている相手には通用しないので注意。
KKをガード→ターンに派生…普通にPで割り込まれる
6KKをガード→ターンに派生…投げで割り込まれる

②ソギに移行して硬直差で有利をとる
前述のソギ移行技はガードさせてリグ有利の状態でソギに移行できる。硬直差で相手の打撃を潰してクリティカルをとっていこう。 移行技をガードさせた後の攻防は

相手が暴れる→KK
しゃがみステータスで暴れる→6Kや4Kの中段
ガードで固まってる→2KK

が定番。クリティカルをとっても相手はホールドが可能。それを読んでソギPや7Pを当てれば最速33Kによる浮かせが確定する。
リグの高リターン技はP属性も意外とあるのだ。


③困ったら距離をとる
リグはどちらかというと接近戦向きだが、初動技の発生があまり速くない。
ペースを乱されるようなら一旦距離をとろう。リグは中距離から攻めるのは苦手だが、迎撃は割と強い。66Pや7P、6KKで再度ペースを掴もう。特に7Pは当てると最速入力33Kが確定し、空中コンボにもっていける。

④サイドアッタク厨を目指す(笑)
今作で強力なサイドアタックだが、特にリグはサイドアタックが強い。
というのも動作から隙が感じにくく確定反撃がとりにくい。相手が反撃できないようであればどんどん使おう。

→2019年12月の調整で硬直が増えたため、乱用はできなくなりました。

⑤投げについて
リグは正直投げが微妙。41236Tで空中コンボに移行できるが難度が高め。故に狙っていきたいのは6T。相手が受け身をとらない場合はダウン追撃(2K)が入り、相手が最速で起きた場合はリグ有利の状況となるので、引き続き攻めることができる。何も考えずに最速で起き上がる相手には(失礼)「ずっと俺のターン」状態になるかも。