遭遇度:B(敷居が低いのでサブキャラとして採用しやすい)
強キャラ度:C(対プレイヤーとキャラ対策で大きく変わる)
○概要
スタンダードinDOAのゲルマン空手ガール。
軽量級ならではの速い歩きスピードに加え、技の発生・リーチ・派生・投げ・ホールドのすべてにおいて「それなり~なかなか」の性能。全体的にクセのない動きなのもあって、かすみと並んでDOA初心者におススメのキャラクター。フレーム敵に微有利~微不利になる展開が多々あるので、そのような状況、具体的には技後の硬直などをしっかりと把握しておきたい。そうでないと一方的にヒトミのターンになることもある。注意しよう。
○長所と短所
主な長所
①標準的な技の発生と豊富な下段派生
②技のディレイがかけやすい
③9Hにより上段P・中段Pに強い
④6Tによる攻め継続が強い
⑤壁に追い詰めた時の火力が高い
⑥初段サイドステップ対応の技が豊富
⑦技後の硬直は下段をのぞいて少ない
主な短所
①上段派生が多く、派生途中での潜りに弱い
②中段と下段の2択が苦手
③下段ヒットのリターンに乏しい
④33Tに頼らないと投げの威力が微妙。6Tに依存しているとなおさら
⑤潜り性能が低い
使いやすく大きな欠点がない反面、細かい弱点が随所に存在するのがヒトミの特徴。相手側がその細かい弱点をどれだけ把握しているか、細かい弱点をしっかり突けるかがポイント。当然対戦中に相手は修正してくるので、終始「弱点をつく」→「相手が修正する」の繰り返しになるだろう。
○対策
①壁を背負わない
ヒトミは壁際だと火力がかなり高くなる。具体的には壁コンボの容易さと33Tの強化が挙げられる。
A 壁コンボ
壁バウンドがかなりしやすく容易に壁コンボにもっていけるのがヒトミの特徴。いくつか挙げると
・6KKK
・6PKKK
・46P
・236P
・2P+KP
・3PP
と実用的なものに恵まれている。おまけに多少浮きが低かったり、壁バウンド後の拾いが遅れても、6KKKやSSSSで安定してコンボ完走ができる。SSSSのブレイクブローもあてやすいのも〇。
B 33Tの強化
威力が大アップ。これをハイカウンターでもらうと体力が半分近くもっていかれる。
壁際での脊髄反射的なブレイクホールドは厳禁。逆にブレイクホールドに成功すると相手との位置が入れ替わり、壁端を脱出するチャンス。
適切なタイミングとチャンスを見究めよう。
②下段派生について
ヒトミは下段派生が豊富。当てやすく有利状況をつくりやすい。
よく使われるのは
・2KK
・6PK2K
・6K2K
・2H+K
・6H+K2K
あたり。しかしこれらは
ヒット時の有利が+2F程度しかない
というリターンの低さが難点となっている。
特にこのリターンの低さによって
上段P発生が9Fのキャラ
はヒトミに対して有利に立ち回りやすい。具体的な状況を見てみましょう。
<状況>
かすみvsヒトミ。ヒトミの6PK2Kがヒットした直後
6PK2Kの下段派生がヒットし、ヒトミ側に+2F。ヒトミは2F速く動けます。
このあとヒトミが12F発生の6Pを出して、かすみが9F発生のPを出すとどうなるでしょうか。
ヒトミは2F有利なので6Pの発生は実質的に10F相当です。
ん?かすみのPの方が発生速い気が……
つまり
下段を当ててヒトミ微有利状況なのに、ヒトミの中段技はかすみのPに負ける
ということです。そうなるとヒトミはPでしか勝てません。しかし、Pは「潜られやすい」「サイドステップに弱い」「中段派生が連携の後半に集中している」という弱点があります。
自身の使用キャラが9F発生の場合、下段ヒット時の対応策・攻防が大きく変わることを意識しておきましょう。
※下段派生がガードできた場合、しっかり確定の上段投げを入れておきましょう
③技硬直が少ない技を把握する
ヒトミの主要技には出し切っても投げが確定しないものがいくつかある。それらを把握しておかないと、
ヒトミが技を出し切る
→投げで反撃
→硬直差で投げが確定せずヒトミが暴れる
→\(^o^)/
という展開になってしまう。ここにいくつか挙げると
①3PP
もっとも投げを入力してしまう技。ガード後発生の速い打撃で対処しよう。3Pがそこそこなリーチでカウンターヒットすると大幅にヒトミ有利な上、3PPはしっかり壁バウンドする。硬直がー3Fしかないので打撃反撃もコチラの入力が遅れると負けることがある。3PKの中段派生もあり、出てさえしまえばヒトミにこれといったリスクがない厄介な技。幸い2段目はサイドステップで対処可能な他、上段なので潜ることで回避可能(ただしどちらも3PKで潰されるが)
②PPPと236P
正拳突き。硬直はー7~8Fだが、ヒトミの拳の先端をガードした場合、距離が遠く投げづらい。逆に至近距離でガードした場合は最速で投げをお見舞いしてやろう。特にPPPは貴重なP始動中段なので、これを抑制できるかどうかは地味に大事
③4PPK・H+K
サイドステップ不可の上段技
④46P
ノーモーションの上段突き。クロースヒットやカウンターヒットで受けると結構痛い。全体動作も短いので投げづらい
⑤その他9Kなど
④起き攻め
下段起き蹴りに強い9K、8H+K、66H+Kが専ら使用率が高い。特に9Kは硬直がそれほど長くないので使われやすい。幸い前述の3つはすべて中段Kなので、読めていたら起き上がりにホールドを出して抑制するのもアリ。それ以外では4P+Kが使用される。一度後ろに下がるので起き蹴りを躱しつつ上段Pが飛んでくる。起き蹴りの間合いギリギリにヒトミいるときは注意。
⑤6Tと9Hをもらったあと
6T・9Hともに微妙なダメージ&9F程度の有利が得られる技。単発で見ると物足りないダメージだが、読み合い次第ではここから大幅にダメージを受けてしまうことも。6T・9H成功後の攻防を的確に把握しておきたい。
①サイドステップで避ける
一番してはいけない行動。ヒトミは初段追尾性能の技に恵まれていて、発生が遅い6H+Kや2P+Kを安心して使える状況。しかもこの2つの技はノーマルヒットでも十分リターンがとれたりする。その他2H+Kや4K、8Pなど上段・下段でも追尾技があるので、6Pや6K読みでもない限りサイドステップの成功率は低い
②ホールド
読めたら有効だが上記の理由と同じく的を絞りづらいので乱発厳禁
③暴れ
発生面で負けるため相手が投げ以外の行動をすると負ける。封印推奨
④ガード
最も安定した行動。投げ連発以外の行動に対して読み合いに持ち込める(当然ヒトミ有利だが)。
ここで6T→投げをヒトミが選択したときのヒトミのリターンについて確認してみる。
ダメージを見ると
T →47
6T→32
4T→53
33T→66
ヒトミの場合、空中コンボまでもっていくと33Tのダメージは容易に超える。6T後は打撃を振った方がヒトミは大きいリターンが得られることを意識しておくと6T後の不利な攻防をしのげるかも。
⑥サイドステップポイント
初段追尾の技
・4P
・H+K
・6H+K
・4K
・8P
・2P+K
・1P
・P+K
2段目に下段派生
・6K2K
・P2KK
・6H+K2K
・2P+K2K
こうしてみると結構サイドステップを狩る技が多い。特に初段追尾はどれも実用的なのが困りどころ。
ここから逆算すると有効なサイドステップポイントは
6Pガード後
が安定していると思われる(要検証)。
→6PKのつなぎが速いため、反応が遅れるとサイドステップが間に合いませんでした
⑦上段仕込みホールド
ヒトミの主要連携は上段を経由するものが多い。
始動技をくらってしまったら、上段ホールドを仕込んでおくと意外と捌けるかも。
↓主な上段経由技はコチラ(赤字が上段ホールド狙い目ポイント)
・PP6P
・6PP
・6PKK・・・6PKで大きく有利が取れるため6PKで止めることも多い
・6KK
・4KK
・8PP
・7PP
・66KK ・・・技のつなぎがかなり速いので難しいかも
なお当サイトでは……(閲覧注意)
当然、彼女を放っておくはずもなくしっかり
リョナ♡
の餌食になっています。
詳しくは???のページで。しっかり
敗北の味
を刻み込んでいます。
美少女空手ファイターの、
無様ながらも最高に素敵な光景
を是非どうぞ。
情けない姿も魅力の変わるのであれば彼女も本望でしょう。